【その24】正解するカド10話まで終えての妄想【ネタバレ注意】
関連前記事はこちら。
6月17日(金)にTOKYOMXにて正解するカド第10話「トワノサキワ′」が放送されました。
衝撃の第9話から引き続き、壮大な背景が明らかになり、少し涙する人もいたのではないでしょうか。
OPから明けると、「I―年」という表示とともに、幻想的な映像が始まりました。
それから、
「キ.自」
「ワ.他」
「キ.感知
見る」
と、文字が浮かびあがってきます。
段々とそのカタカナたちが会話をしている様相となり、それらが異方存在であることに視聴者は気付きます。
すると、映像はこの宇宙の始まりを映し出し、
「キ.稀有な現象だ.初めてのことだ」
と言われます。
その後しばらくその様子を観察している異方存在たちのなかで、
「キ.」と「ワ.」が「行こう」「待ちきれない」と言い、
宇宙=異方特異点に触れてみたい、近づきたいという欲求から、この宇宙にやってきます(その際、ザシュニナとは異なり、多くの情報を失った状態でやってきます)。
※実際に2人が来たのかどちらかだけ来たのかははっきりしていません。発言からの読み取りなので少なくとも1人はこの宇宙にやってきた、というのがより正確です。
時には海の中、植物に、動物にと乗り移り、
24年前、徭沙羅花の体に乗り移ります。
※どの程度まで異方存在の意思が介入しているかの明確な描写がないため、「乗り移る」という表現が正しいか分かりません。
徭沙羅花はその後、父との温かさに触れながら成長しました(ここで改めて人のことを理解したのでしょうか)。
回想は終わり、9話ラストのシーンへ。そこで異方存在ツカイサラカがザシュニナからの問いに答えます。
「私はこの宇宙の一番のファンだから!」
後半パートはザシュニナの感情の揺れ動きが見て取れます。
是非見て欲しいので、あらすじは割愛します。
では、本題(ここからが妄想パートです)。
↑ 部分点もらえる程度には合ってた……?
【オチについての妄想】
ザシュニナの最終目的は、「人を異方に連れていく。何度失敗を重ねようとも1人成功すれば良い」ということでした。
これが、ザシュニナにとっての“正解”のようですね。
しかし! まだアニメは2話残っています。
そして! このアニメのタイトルは『正解するカド』です。
脚本の野﨑まど先生の著作は、紆余曲折どんでん返しが何度起きようとも、最後は必ずタイトルに則した終わりを迎えています(作品全体を示している場合は除く)。
つまり、「カドが正解する」
これがこの物語のラストになると私は考えています。
カドが意思を持っているかはまだ分かりません。ただ、少なくともカドが用いられた結末であることは私の中では放送前からぶれていません。
では、どういうオチが妄想出来るか。
10話まで見て、改めて実写パートのあるPVを見てみました(実写パートの重要性は、上記にもリンクを貼った【その22】で言及しました)。
改めて実写パートを見て、「もしかして」レベルの妄想が自分の中で出てきました。
今、この実写PV見て、もしかして……って思うことあるんですけど……https://t.co/3gdHX4Ghe3
— 邸 和歌@C92(土)東キ-51a (@yasiki_waka) 2017年6月16日
役と関係ないとしたとき、この3人って……このセリフって……
— 邸 和歌@C92(土)東キ-51a (@yasiki_waka) 2017年6月16日
異方存在視点?
— 邸 和歌@C92(土)東キ-51a (@yasiki_waka) 2017年6月16日
・10話にて、異方存在が人として生きていけることが徭沙羅花によって示唆されたこと
・ザシュニナの“正解”が、真道によって否定されたこと
・カドを用いた何かが「正解」になると予想していること
から、
「ザシュニナが感情と人の価値(=真道という、コピーでは再現出来ない唯一無二の存在の価値)を得ることにより、ザシュニナと真道の間で新たな交渉が成立し、最終的には変換機構であるカドによって異方存在がこの宇宙にやってくる」
と予想し、実写PVでの
「当たり前が変わった」(三浦さん)
「常識が変わった」(M・A・Oさん)
「必然が変わった」(赤羽さん)
「あの日から世界が変わった」(3人)
が、人類視点でも異方存在視点でも取れるんじゃないかなと思った次第です。
(ツイートでは役と関係ないとしたときと言ってますが、関係あったとしてもいけるかなと今は思ってます)
個人的には、この妄想が合ってるか合っていないかというよりは、
『正解するカド』が、真道の信条通り「双方に利益が生まれる」大団円であることを祈っています。
このままザシュニナが敵のようなまま・不憫なまま終わるわけがないですもんね!
最後の最後まで目が離せない『正解するカド』。みんなが辿り着く「正解」まで見届けたいと思います。
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