身から出た寂

堪えきれず出てしまった一人言を5人くらいに見て欲しい、そんな自己承認欲求を満たすための場所です。野崎まどについてばかりになると思います。

【その3】2017年4月放送予定アニメ『正解するカド』について【CGWORLD】

前回(http://yasiki-waka.hatenablog.com/entry/2016/02/15/183337
次(http://yasiki-waka.hatenablog.com/entry/2016/02/26/232947


前回と前々回でなんとか正解するカドについて色々説明出来たつもりになれたので今回は『CGWORLD 2016年3月号』に掲載され、その後公式twitterでも公開された情報について話させてもらいます。

(出来ればCGWORLDに載っていた情報について余すことなく思ったことをつらつらと書きたいのですが、それはあまり褒められた事では無いと思うのでここでは控えます。なので『正解するカド』に期待している方なら一般の雑誌よりお値段はしますが、買って損はないので買って読みましょう!!)



内容は先にまとめるとこんな感じ。

①『正解するカド』はTVアニメシリーズである。
②3Dフラクタルを使用・映像化している。
③ヤハクィザシュニナのアニメビジュアルなど。



①『正解するカド』はTVアニメシリーズである。

これが一番の驚きだったかもしれません。以前から『正解するカド』の存在を知っていたなら、『楽園追放』に続いての3Dアニメーション映画であるのだと考えていたという方が大半だったと思います。
個人的にはより多くの方の目に留まりやすいTVアニメであることは予想外の嬉しい情報でした。



②3Dフラクタルを使用・映像化している。


これ、カッコよくないですか?(ボキャ貧)
建造物の内部っぽいですね。こんな複雑な模様が全面にある感じ、ワクワクします!

前記事で引用したツイートにはその模様を作り出すのに48時間かかっているという旨がありましたが、それを他のソフトを使ったりすることによってアニメの中で生成される様子を取り入れられるレベルの生成速度を可能にしたようです。これがどのようにアニメに活かされるのか、今から楽しみです。



③ヤハクィザシュニナのアニメビジュアルなど。

これ3DCGなんですね……アニメの絵より線がハッキリとした境界線になっている印象を受けます。
1本の線毎に太さが決まっていて均一な感じがそうさせているのでしょうか?詳しくないので分かりませんが(-_-;)

有坂あこ先生のデザインを忠実に再現されていますね!



それにしてもCGの進歩って凄いですね。私が最初に見たのは『蒼き鋼のアルペジオ』だったのですが、あれも衝撃でしたね。こんなにも自然に動かせるものなのかと。予想以上に違和感が無いことに違和感を覚えていました。



そんな進化をし続けているCGアニメーションの新作になる『正解するカド』、期待するしかない!!
(毎回似たような事言っててウザくないかな……?)




なんか色々書き忘れている気がするけど、思い出したら書けば良いか。

とりあえず『正解するカド』についてはそこそこ満足するまで書けたので、本職の野崎まど好きに戻って野崎まどの記事を考えます。。。



※「野崎まど」の正しい名前の表記は「野﨑まど」です。
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【続き】2017年4月放送予定アニメ『正解するカド』について【サイト編】

前記事(http://yasiki-waka.hatenablog.com/entry/2016/02/12/192649)の続きです。

その3はこちら(http://yasiki-waka.hatenablog.com/entry/2016/02/20/181554



とまぁ、発表時から個人的に衝撃を受けていた作品『正解するカド』ですが、ティザーサイトは情報がほぼ無い時から動きがありました。具体的にはイメージが何度か変わりました。


・8月28日~10月下旬(多分25日辺り)まで

黒を基調とし、写真に揺れ動く「ヤハクィザシュニナ」という文字が謎と想像力を呼び起こす様なページになっていました。
具体的なデザインは公式twitterで公開しているチラシデザインと同じです。


・10月下旬(多分10/26)~12月中旬(多分17日辺り)

第1弾とは打って変わり白を基調とし、「世界は加速する」というワクワクさせる言葉が出てくる仕様となりました。デザインは同様公式twitterで公開しているチラシデザインの第2弾と同じです。

確かこの第2弾デザインに変わったタイミングだったと思うのですが、当時公開していたメインスタッフ4人それぞれの名前にカーソルを合わせると、別 のイメージが出てくる仕様になっていました。
それぞれのイメージは以下の通りです。
(現在公開されていないイメージが2つあります。それらは文字だけで分かり辛くなってしまいすみません。)


野崎まど:公式twitterで公開されている3Dフラクタルのデザイン。琥珀色で、右側中央より少し上の部分に細いフォントで「正解するカド」という文字が下線と共に入っていた。


村田和也:3Dフラクタルのようなデザイン。ライトグリーンで、第一印象は個人的にエイリアンの粘液を想起させられた。「KADO」という文字が様々なフォントで5つ書かれていた。2016年2月15日現在公式からの公開なし。
追記:公式Instagramにてデザインが公開されました。
www.instagram.com


有坂あこ:ヤハクィザシュニナの背後からのデザイン。当時はヤハクィザシュニナが人である事も分かっていなかったため「何者だ?」という感想を持っていた。その後公式twitterにて以下のツイートがありヤハクィザシュニナが人物であることが判明した。


野口光一:大小様々な岩が中央を除き散在している川を真上から撮影した写真を青色に加工したようなデザイン。「正解するカド」という文字は左右3分の1を使い縦書き習字の時のような配置で書かれ、「世界は加速する」と「進歩とは何か」という文字が中央から少し離れた上下の位置にそれぞれ横書きで小さめに書かれていた。2016年2月15日現在公式からの公開なし。

追記:公式Instagramにて公開されました。
www.instagram.com


※組み合わせが違っていましたらすみません、ご教示いただけるとありがたいです。



・12月中旬~2016年3月25日

青と赤を基調とし、立方体(?)の角にヤハクィザシュニナが座っているデザイン。第3弾のティザーチラシとほぼ同じ。


公式のInstagramに過去のチラシデザインをまとめて撮影している写真があります。
https://www.instagram.com/p/_lqT8WEs-8/


これを見るとチラシではヤハクィザシュニナデザインがマイナーチェンジしているのですが、公式サイトもマイナーチェンジしていたのでしょうか……誰か分かる方がいらっしゃいましたらご教示ください。

【2016/04/21追記】
・2016年3月25日~現在
今回は公式twitterにてHP更新が通知されました。

AnimeJapan2016への出展に併せてのHP更新かと思われます。今後の情報解禁が更に期待されます!
これまでと比べ、暗さ・不気味さを感じさせない明るくスッキリしたデザインとなっています。
このデザインから、副題が、「KADO:The Right Answer」になっています。この副題変更の意味は一体……?

ページをスクロールするとヤハクィザシュニナさんがついてくる様になっていますね。可愛い(笑)

記載されているスタッフが増えました。少しずつ概要が明らかになって来てますね。
【以上追記分】


他のサイトがどうなのかは知らないのですが、
この様に情報がほぼ無い頃にサイトのデザインを2度も変えている事から、遊び心があり動きが活発な印象を受けました。

ちなみに第1弾のチラシは、2015年のマチアソビで配布されていたみたいです。情報が個人の方のツイートだけなので正確な情報ではありませんが……。



というか、どこかでチラシ全種類配布して欲しいです。公式さん頼みます。。。


また予想以上に長くなってしまった……全然感想書けてない(-_-;)
慌ててタイトルの最後に【サイト編】なんて書き足しちゃったよ……




まさかの次回に続きます。



※個人の記憶などを頼りにした情報や印象・感情が多分に含まれています。ご注意下さい。
※ですます調とである調が入り交じっていますが、感情や勢いで書かれた部分が大体である調です。記事作成のライブ感をお楽しみください()
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2016年注目→2017年4月放送予定アニメ『正解するカド』について

まずは『正解するカド』とは何かという説明を。

『正解するカド』とは、2015年8月末頃に発表された東映アニメーションのオリジナルアニメーションプロジェクト。当初発表されたスタッフは以下の通り。

総監督:村田和也
(アニメーション監督。翠星のガルガンティア原案・監督、コードギアス 反逆のルルーシュ副監督・コンテ・演出など)
脚本:野崎まど
(小説家。『[映]アムリタ』『know』『ファタジスタドール イヴ』『野崎まど劇場』など)
キャラクター原案:有坂あこ
イラストレーター。『ヴァニシング・スターライト』『Nein(檻の中の箱庭)』など)
プロデューサー:野口光一
(『楽園追放-Expelled from Paradise-』プロデューサーなど)

当初は謎のティザーサイトのみであったが、2015年11月2日の、2016年3月期第2四半期決算のプレゼンテーション資料にて『楽園追放 -Expelled from Paradise-』に続くCGアニメーション作品として製作進行中であること発表した。

その後、月刊「エンタミクス」2016年2月号で「2016年はコレにハマる! 200本」に紹介され、
2016年2月10日に発売された雑誌CGWOLRD 2016年3月号にて(おそらく)はじめてTVアニメシリーズであることが判明した。

公式ホームページ:http://seikaisuru-kado.com/sp.html
公式twitterhttps://mobile.twitter.com/Seikaisuru_Kado


ここまでが概要。こっからがこれまでに出た情報に対しての私の感想。


楽しみすぎて仕方がないんだが。


野崎まどが好きでこの『正解するカド』を追い始めたけど、これ野崎まど好きなら発狂するレベルで嬉しいし楽しみでしょ!


実はティザーサイトが出来る数ヶ月前から野崎まどに関する何かしらの映像化は期待してた。

根拠としては、プロデューサーの野口光一さんが野崎まど作品botをフォローしていたから。

正直その事実だけなら何て事はないけど、野口光一さんのフォローしているアカウントを見てみたら、有名人か公式アカウントか知り合いのアカウント位で、その中で非公式のbotアカウントを急にフォローしていた事に違和感と期待感をもっちゃった馬鹿がここにいた。

とは言ってもまぁそんなのただの妄想で、「楽園追放みたいなフルCGで『know』あたりを東映アニメーションで劇場アニメ化したりしてなwww」なんて事を友達に話してた。


しかしその時は突然訪れた。


忘れもしない2015年8月28日。アニサマ終わりでテンション冷めやらぬ私が居酒屋でtwitterを開いてみると、
f:id:yasiki_waka:20160212191645j:plain


2度見した。意味を理解した時、私は正直アニサマの比では無いほどテンションが上がった。というか泣いた。


すげぇ、すげぇよ野崎まど。俺なんかの妄想すら軽々と超えていきやがる……作品内だけに留まらずファンに衝撃を与えてくれる作家だよ……控えめに言っても神だわ。


もうなんか感情や考えがワケわからないほどグチャグチャになって居酒屋で飲んでる事なんてどうでもよくなってしまった。


そんな発表から衝撃を受けた作品に期待しない方がおかしい。


他にもこれまでに出た情報について言いたいことはたくさんあるけど、思ってた以上に文章が長くなってしまったから別記事で書きます。中途半端で申し訳ないです。



とりあえず今のうちに野崎まど作品読んどいた方がいいぞ。


※「野崎まど」の正式表記は「野﨑まど」となります。
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恵方巻に殺されました

って人が毎年いるんだろうなぁと思ってる。
喉を詰まらせる老人とか、徹夜して予約分と当日分を作り上げる寿司チェーン店の人とか。

そんな恵方巻について、よくコンビニの策略で作り上げられて浸透した文化と聞く。

たまに使ってるレファレンス協同データベースで検索してみると、こんなのが出てきた。
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&lsmp=1&kwup=%E6%81%B5%E6%96%B9%E5%B7%BB&kwbt=%E6%81%B5%E6%96%B9%E5%B7%BB&mcmd=25&mcup=25&mcbt=25&st=score&asc=desc&oldmc=25&oldst=score&oldasc=desc&id=1000116394

起源はよく分からないらしい。


なんにせよ結構不思議な文化だなぁと思う。

冷静に考えなくてもなんであんな太くて長い物体を無言で一気に食べなくてはならないのか。

息苦しいじゃないか、鼻呼吸が荒くなるではないか、鼻炎・花粉症持ちが鼻を詰まらせたらもっと苦しくなるではないか。死ぬぞ?死ぬぞ?

普通に切ってお醤油つけたりして自分のペースで美味しく食べたい……。
されど無理に主張してまで美味しく食べようともあまり思わない。真綿で首を絞められているような感じ(?)



文化に物理的にもしくは精神的に殺される事もある。そんな教訓を毎年この日に私は恵方巻に諭されるのだ。























恵方巻を女の子が食べてる絵を書く文化最高。

日常の謎はあなたのすぐそばに

ざ脳内再生という言葉がある。

だいたいの場合、自分の好きな音楽だったり耳に残っている音楽を実際には音が流れていないが頭の中で再生するという行為・現象という意味で使われる。

その脳内再生は気付くと結構な時間流れている場合もある。

そんな時、ふと思う。これは何がきっかけでいつから流れていたんだろう?
私の場合、アニメのオープニング曲とかならちょっと前にそのアニメについて考えていたなぁなんてすぐ分かることもあるのだが、
ただ今絶賛再生中なのが、ちいさな湖畔の森のかげから~♪と歌っているあの曲なのだ(曲のタイトルは分からない)。

何故この曲が流れたのだろうか。私はただ事務作業をしていただけなのだが……。

日常の謎はこんなにも近くにあったらしい。




もし私と同じように、ちいさな湖畔の森のかげから~♪が脳内再生された事がある方がいらっしゃったら、参考にその時どういうきっかけで再生されたのか教えてください。

もう1つの20歳の誕生日

今週のお題「20歳」

20歳になると何があるか。
お酒が飲めるようになったり、タバコが吸えるようになったり、少し意識を高くすれば選挙権だの年金支払いだのが出てくるだろう。
おおまかに言ってしまえば社会的に大人として認められる年齢みたいである。


幸運な事に私は一年浪人させてもらい、20になる年に大学生となった。

そんな19歳の大学生に入学早々降りかかってきたのが家計の問題だった。

父が借金をこさえていた。どこから作られたのか訊いても応えは無かった。
これまで黙っていてくれたのは大学受験に専念してもらいたかったからであろう。そのお陰でなんとか私も大学に入れた。私立の。


少し自慢になるのだが、私は国立大学も受かっていた。ただ、自分のしたい勉強をするには私立の大学の方が適していたのだ。

悔やんだ。なぜ、国立を選ばなかったのか。そっちの方が偏差値も良いし就職も有利だったはずなのに。大して究めようとも思ってない学業をなぜ第一に考えてしまったのだろうか。

更に言えば現役の時だって希望の学部では無いにせよ私立の大学に受かっていたのだ。

両親に100万単位の余計な受験費用を掛けさせて、更には学費の安い国立を選べたのに選ばなかった。

優しい両親に甘えていた結果は多額の金銭的負担という親不孝だった。


なんとか私は奨学金を幾つか借りたり貰ったりすることで学費の負担を大きく減らすことが出来た。
しかし、私が国立と私立の大学で悩んでいるとき両親はどんなことを考えていたか、私立を選んでしまった時の心境はどうだったのか。そんな事を考えると今でも胸が苦しくなる。


私がひとつ大人になった日、20歳の誕生日はきっと、借金があることを知った日なのだろう。

野﨑まどという作家に出会えた話

私は熱しやすく冷めやすい性格なのだが、そんな私が一番長く熱を保ち続けているものが野﨑まどという作家である。


受験勉強から逃避するために私はAMラジオを聴いていた。特に土曜夜の文化放送は深夜アニメにはまり始めていた私にとって素晴らしい気分転換になった。

2009年12月頃だったと思う。電撃大賞という下ネタ満載のラジオがあった(多分今もやってるはず)。その頃のパーソナリティーは鈴木達央さんと秋山莉奈さんだった。

そのラジオにメディアワークス文庫という新しいレーベルが出来てそのレーベルからデビューする二人の新人作家がゲストで来た。
それが野﨑まどと有間カオルであったのだが、正直当時は「へぇー、そんなレーベル出来るのかぁ」位にしか覚えておらず、名前なんて覚えてもいなかった。
しかしそれが一応はじめての野﨑まどとの出会いであったのだ。それに気付いたときはビックリした。



それからしばらく経ち、受験が終わり金のない学生になった私は足繁くBOOK・OFFに通い、面白そうな本や漫画を探していた。
その時出会ったのが、野﨑まどのデビュー作、『[映]アムリタ』である。

ここで詳しく感想を述べると長くなってしまうので控えるが、衝撃だった。こんな面白い作品を書く作家がいたのかと少ない読書経験ながらも感動したのである。
それから野﨑まどを追いかける日々が始まった。追いかけるといっても新刊が出たらすぐに買って読むというだけなのだが、読むたび私はその作品の面白さに笑い、驚き、より野﨑まどという作家が好きになっていったのだった。


とどめは2012年、『2』である。

2 (メディアワークス文庫)

2 (メディアワークス文庫)

ここで自分に感謝したのは裏表紙のあらすじを読む癖がなかった事であるのだが、それは置いておこう。


読み終わったあとに得たものは“感動”だった。
作品の中で笑い、驚き、疑い、悲しくなり、呆気にとられる。他にもいくつかの感情が湧いたのだが、こんなにも1つの作品で感情が動くことがあるのだろうかと、ひとり思わず笑ってしまったのだ。

それから私の野﨑まど熱は加熱していく。twitterでサーチをかけたりするようになるのだが、それはまた別の時に書くかもしれない。



ただひとつ私が確信をもって言えるのは、これからも私は野﨑まどを追い続け、いつか直接会って「大好き」だと言う事を目標に生きていくということである。